2011年 02月 02日
まもるということ
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今日、ある所へ行くために、急いで歩いていると、四つ角を挟んだ対面から、
お母さんと、3歳くらいのかわいい娘ちゃんがすぐそこまでこちらへ向かって歩いてきていました。

お母さんはニコニコ笑いながら、左手には娘ちゃんの手をしっかり握り、右手には白杖を握って、
左右に大きく動かしながら歩いていました。

車の通りが少ない道とはいえ、結構通っているし、それに道には何の誘導もありません。
私の勝手ではありますが、大丈夫だろうかと気になって二人を見つめました。

お母さんは、前を向いて、耳で何かが来ていないかを確認しているような感じで、
なんてことなく四つ角を渡りました。
娘ちゃんはどうだろうと とっさに見ると、本当にちょっとコワイくらいの真剣な眼差しで、
自分が進むべき目の前の道を、周りの動きをしっかりとらえて渡っていました。
その姿は、お母さんに連れられているのではなく、一緒に並んで渡っている姿でした。

私、感じたんです。
こんなに小さなあどけないこの子は、お母さんを自分が護ろうとしているんだなって。
お母さんが握っているこの子の手は、同時に、
この子がお母さんの手をしっかり握っているんだなって。

その直後、お母さんとすれ違いましたが、お母さんはニコニコしながら
娘ちゃんのために何か子供向けの歌を歌ってあげていたんですけど、
多分、この道を、ずっとお母さんの歌う歌声と一緒に歩いて来ていたんでしょうけど、
私は、そんな娘ちゃんの姿を目を見ていただけに、
何か猛烈に胸がぎゅっとなってしまいました。

すれ違いざまに私の右耳に残ったお母さんの歌声。
ずっと真剣な眼差しだった娘ちゃん。

熱いものがこみ上げながら、私が振り返ったふたりの後ろ姿は、
しっかり握られたなんとも言えない後ろ姿でした。

『 まもる 』 という姿は、イチバン心にきます。

こんな話は、公のこんな所に書かず、
胸にひっそりしまっておくコトなんでしょうけど、
寒空の下で可愛く咲いていた
この十月桜と一緒に書きたくて書いてしまいました。
ズルイ私です。


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by happymugi | 2011-02-02 23:35 | たいせつ・きもち


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